老人ホームやデイサービスでは、楽しみながら交流を深めるレクリエーションが実施されています。
今では、レクリエーションの充実さが施設の特色になっている場合もあります。
そこで今回は、老人施設のレクリエーションの目的についてご紹介していきたいと思います。
▼レクリエーションの目的
■脳機能や身体機能を活性化させる
簡単な計算やことわざなどに楽しんで取り組むと、脳が活性化し認知症の予防あるいはその進行を食い止められるといわれています。
■コミュニケーションの促進
高齢になり、体力や身体機能が衰えると自然と外出が減ってしまいます。
他者とのコミュニケーションの減少が原因で、引きこもりやうつ病を引き起こすケースもあります。
■日常生活の動作と生活の質を上げる
レクリエーションには、日常生活の動作を高める目的があります。
脳機能や身体機能が活性化し、他者とのコミュニケーションが増えてくると生活の質が向上してきます。
人間らしく生きる喜び・楽しみを見出すかが、現在の介護では重要な考え方となっています。
▼老人施設のレクリエーションの種類
・ラジオ体操
・輪投げ
・ボール遊び
・頭文字探し
・クロスワード
・塗り絵
・手芸
・生け花
▼レクリエーションの前に注意したいポイント
・自尊心を傷つけない
・安全に配慮する
・自然と輪の中に入れるように促す
レクリエーションを実施するうえで、上記のようなことに気を付けておかなければいけません。
レクリエーションに本気で嫌気がさし利用拒否につながらないように、一人ひとりに合わせた配慮が大切です。
▼まとめ
レクリエーションは、利用者と利用者とをつなげる重要な機会です。
もしかすると、症状によってはレクリエーションの内容を不満に感じる方もいるかもしれません。
しかし、レクリエーションには脳や身体機能を活性化させ、生活の質を上げる大きな目的があることを理解しておいて下さい。
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