介護には在宅介護と施設入所があり、それぞれかかる費用は異なります。
それぞれどのくらいかかるのか見ていきましょう。
▼在宅介護の場合
在宅介護にかかる費用は、大きく分けると介護サービスの利用料と、医療費やオムツ代などの介護サービス以外にかかる費用の2つになります。
在宅介護のお金と負担2016年調査結果(公益財団法人 家計経済研究所)によると、介護サービス料の月額の平均は1万6000円、介護サービス以外の月額の平均は3万4000円となっています。
これらを合わせると、月およそ5万円ほどかかる計算になります。
なお介護度が上がるほど、必要な費用が高くなる傾向にあります。
▼施設介護の場合
施設介護の場合、入居一時金、月額費用、介護保険の自己負担分の主に3つが必要です。
入所する施設によって費用は大きく異なります。
以下に月額費用と入居一時金の相場をご紹介します。
■公共の施設の場合
・特別養護老人ホーム(特養)月額6?15万円、入居一時金0円
・介護老人保健施設(老健) 月額9?20万円、入居一時金0円
・軽費老人ホーム(ケアハウス)月額7?30万、入居一時金0?数百万円
■民間施設の場合
・介護付き有料老人ホーム 月額10~35万円、入居一時金0?数千万円
・住宅型有料老人ホーム 月額10~35万円、入居一時金0?数千万円
・グループホーム 月額15?30万円、入居一時金0?数百万円
・サービス付き高齢者住宅(サ高住) 月額10?30万円、入居一時金数十万円
▼まとめ
介護は、在宅の場合も入所の場合もお金がかかります。
予算と本人の希望や家族の状況などを考慮し、最適な方法を選びましょう。
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