先の見えない認知症介護。
「つい感情的になってしまう」「そんな自分が情けなくて疲れ果ててしまった」
家族がこんな気持ちになるのは、決して不思議なことではありません。
今回は、認知症介護の心理ステップと心得をまとめてみました。
▼家族がたどる心理ステップ
■戸惑い・否定
ご家族が認知症を発症してしまうと、まずはその変化に戸惑いを覚えます。
「まさかそんなはずはない」「すぐに元に戻るはずだ」など認知症だということを否定しようとするのです。
■混乱・怒り・拒絶
次々と変化する症状や状況に混乱し、気持ちが追い付かないままに進んでいく介護の日々。
どんどんと進行していく認知症に怒りを覚えてきます。
「どうして私がこんな思いをしないといけないんだ...」と絶望し、認知症のご本人を拒絶するようになってしまうこともあります。
■割り切り・諦め
負担は変わりませんが、次第に認知症を割り切ることができます。
認知症とどのようにうまく付き合っていけばいいか、受け止めはじめる時期です。
認知症になってもなお、愛すべき家族なんだと現状を肯定していけるのです。
■受容
ご本人・自分自身・認知症に対して受容し、その価値を認めていきます。
あるがまま振舞うご本人・支えてきた自分自身の全てを、かけがえのないものとして受け止めることができ未来を考えていける段階です。
▼心の負担を軽くする心得
・頑張らない
・抱え込まない
・弱音を吐く
・比べない
・終わりを考える
前述した心理ステップは上がるにつれ、心が軽くなっていきます。
認知症介護を無理なく続けていくためには、介護者の心の負担を軽くすることが最も大切です。
そのために上記の心得を取り入れて、介護者が自分らしくいられる介護を目指してほしいと思います。
▼まとめ
心理ステップや心得を書きましたが、認知症介護で一番大切なことは介護者ご自身が笑顔でいられることです。
介護者の笑顔は認知症ご本人の笑顔を呼び、不安を和らげます。
「頑張りすぎない・無理をしない」それこそが認知症介護の秘訣といえるでしょう。
「有限会社ピース」は、入浴や食事・排泄などのお手伝いを行うことでご家族の支援も行っております。
手助けを必要とされていらっしゃる方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。